プロフィール写真は、ただ撮影すればいいってもんじゃない。

 

 

なかなか良い感じの「プロフィール写真」に仕上がった。

 

プロのカメラマンに恐れ多いが、先日とある方のプロフィール写真をカメラマンとして撮影してきた。仕事として初めての経験だったが、なかなか思い通りの写真になって内心ほっとしている。

 

こちらがそのプロフィール写真(after)

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なぜ、デザイナーの僕がプロフィール写真撮影をすることになったかというと、11月に開催した前田のデザインセミナーでのこと。セミナーの1コーナーとして「愛のダメ出し企画」を実施した。デザインのダメ出しを公開でやってしまおうという企画。公開処刑である。手を上げてくれたのは、営業コンサルタントである大倉成人さん。プロフィール写真にダメ出しして欲しいとのこと。大倉さんは以前から知り合いでもあったし、加えて、つい1ヶ月前にプロフィール写真を変更したばかり。すごく気を使って言葉を選びながらダメ出しをした。「大倉さんの良さが出ていない」「方向性が違います」と伝えた。するとセミナー後すぐ、正式に大倉さんからオファーがあり写真撮影をすることになった。

 

 

以前のプロフィール写真はこちら(before)

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この写真をセミナーでダメ出しをする以前にFacebookで見たことがあった。失礼ながらこれを見た瞬間「この写真、ダメだ」と思った。その後、「もっとこうしたら」「あーしたら」と改善方法がぐるぐる頭の中をかけ巡った。デザイナーの一種の職業病・・・。街中で遭遇するデザインにも、頭のなかで常にダメ出しをしている。この写真が「だめだ」と思った点は以下の通り。

 

 

  • メイクとライティングが大倉さんにマッチしていない。
  • 洋服サイズが合っていないのも作られた感がする。
  • 近視レンズによるズレが気になる。
  • 最適なアングルではない。

 

 

なにより自然さがなくウソで固められたものに感じてしまった。普段の大倉さんはこんなんじゃない気がすると思ってしまう。そこに信頼は生まれない。この写真はきちんとした写真スタジオでメイク込みでプロのカメラマンに撮影してもらっているとのこと。写真とメイクは間違いなくプロだが、「見せ方」をコントロールできていない。写真スタジオは決まったフォーマットでサービスを展開してるだけなので、カメラマンの質が悪いという訳ではない。女性タレントやモデルさんなら、メイクをしてスタジオセットで撮影する方が断然良い。今回の大倉成人さんの最適な「見せ方」にマッチしていなかっただけ。プロフィール写真はただ撮影するだけではだめ。正しいディレクションが必要だ。

 

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僕の名刺にはアートディレクターという肩書きが入っている。どういうことをするかというと「見せ方」のコントロールをする役割がある。最適な「見せ方」をディレクションする仕事。今回の大倉さんには違う方向のベストな「見せ方」がある。はじめて大倉さんの写真を見た人が「どう感じるか」「どう感じさせたいか」を設定し「見せ方」をコントロールする。伝えるべくポイントは以下の3つがある。

 

  • 大倉さんの人柄(やさしい・温和・おとなしい)
  • 大倉さんのウリ(口下手だけどトップセールスになれるノウハウと知識)
  • 付加価値(外見の男性的な魅力、コンサルティルタントとしても見え方)

 

情報発信やプロモーションで気をつけないといけないのは「盛らないこと」。不安のあまりついつい背伸びをしすぎると不自然・違和感を与えてしまう。「良いところ」を誠実に伝えるのがアートディレクションの役割であると思う。

 

 

撮影に向けて

 

ただ単に撮影をするだけではなく。今回の撮影に向けていくつかの準備をしている。まず、大倉さんのスタイリング。スーツにネクタイは避ける。大倉さんにはハマりすぎるので普通のサラリーマンになってしまう。堅苦しくなく遊び心ある人間に感じられるようなスタイリングにしたい。メガネとジャケットとシャツを指定。メガネとシャツをわざわざこのために購入してもらった。メガネは近視レンズ越しに目が小さく見えるのため、レンズに度が入っていない伊達眼鏡がいい。JINSで大倉さんに似合いそうなフレームを見つけて指定した。実は、髪型とメガネは所ジョージの「見え方」を参考にしている。イメージを固めるためにネットで画像を探す。この時、撮影する時のポージングも想定している。

 

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画像引用:JINS

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画像引用:UNIQLO

 

次に、ロケーション。直感で、ヌケ(背景)は自然の緑が良い。後から論理的に考えると、緑のボケ足が安心感を与えるといったことかもしれないが、この思いつきは単なる直感である。おしゃれなオープンカフェで対面コンサルしている様子をとるプランも考えたが、カフェでの撮影では費用もかかるし、じっくり撮影できないので断念。僕の自宅の庭か、街中の緑を探してとるかになり大阪駅近辺で撮影することにした。撮影の前日にロケハンして撮影できそうなところをピックアップしておいた。

 

 

いざ撮影

 

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撮影日は運よく快晴、良い光源で撮影ができた。冬は日が暮れるのが早いのと昼から天気が心配だったので、大倉さんになるべく早めに来てもらった。シャツはもう少し大きめのギンガムチェックがよかったがOK。メガネも指定したものを用意してくれていた。しかも、大倉さんの気転で反射防止でレンズを外したものを用意してくれていた。あとでPhotoshopで加工できるがレンズがない方がひと手間なくなるのでありがたい。髪型は、僕が若干ワックスで整えた。準備完了し、いざ、フルサイズ一眼レフをもって、大倉さんを連れ回し撮影ラッシュ。撮り終えたら1077枚だった。途中でもう良いのが撮れた確信があったが、はじめての仕事で不安だったからシャッターを切りまくった。300枚を超えたあたりから大倉さんがすごいリラックスし出して、良い表情になった。途中笑顔の写真が欲しくて「嫌いな人は誰ですか?」という質問をするとすごくナチュラルな良い笑顔になった。これだけ枚数を撮影していると大倉さんの一番良いアングルが見えてくる。ズバリ、大倉さんは「正面」が良い。

 

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画像レタッチ

若干、写真をレタッチ(画像補正)をしている。大幅なウソはNGだが、自然によくするのはOK。画像比率をワイドにし、植物の緑色を強くしている。全体的なコントラストを強めにし、重厚感をだしている。目にハイライトを追加、眉毛は左が薄かったので少し増毛している。

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仮設ロゴとコピーも提案する。

 

大倉さんのwebサイトにタイトルがあったのだが、小さすぎて目立っていなくて全く効果がなかった。タイトルである「話すのが苦手でもトップセールスになれる営業術」これが大倉成人さんを一番表現しているのに。これを大きくしたい。ロゴだけで注文してもらうとかなり予算オーバーになるので、打ち文字だけでつくった「仮設ロゴ」を提案。テキストにちょっと細工しただけなのですが、だいぶ見え方は違ってくると思う。

 

タイトルが小さすぎて、機能していない。

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だから、仮設ロゴを提案。ブルーも写真のトーンに合わせて紺色に。

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その他サイトのデザインも写真に合わせて変更してもらっている。

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なお、サイトのロゴ調整でWEBデザイナーの石上さんにも協力してもらっている。感謝!

 

さらに、TOPページにあった「一般論じゃ本当の売れない理由はみつけられません」というコピーが、若干遠回しで機能してない気がしたので、もっとストレートなものが良いと感じたので提案することにした。ただ、コピーや文章に関して僕は自信がなかったので、販促ディレクター経験がある世良純子さんと、人気ライターの浜田綾さんに協力を求めた。世良さんがコピーの方針をディレクションし、リードも書いてもらった。浜田さんがコピー案をたくさん出してくれたり、リード文を短くしてもらったり調整してもらった。数案の中から、大倉さんがピンとくるものを選んでもらった。

 

 

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というわけで現在、営業コンサルタントである大倉成人さんのTOPページはこのような感じになっている。

 

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我ながら、大倉さんの強みが伝わるものになったと思う・・・。

 

 

 

前田
なんと、TOP画像を変えてすぐ、4件のメルマガ登録者が増えたって!

 

 

まだNASUのサービスメニューには入れてないが、プロフィール写真撮影&アートディレクション(コーディネート・デザイン調整・コピーなど)依頼があればぜひお受けしたい。(金額は検討中です。予算に合わせてプランを作ります。)

 

【追記】価格について。問い合わせがあったので追記です。プロフィール撮影&サイトのアートディレクション(レタッチ・スタイリング(アドバイス)・仮ロゴ・バナー数点作成)を10万円(税別)※交通費別でお請けしている。ロゴデザインを15万円(税別)でやっているのでどうしたもんかと・・・。現在、価格調整中。今一人から申し込みがきているのであと数名で一旦今の価格での申し込みを締め切ります。2017年3月から15万円(税別)に値上げします。申し込みはお早めに。

 

まずは、下記のフォームからご相談ください。

 

 

 

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    ABOUTこの記事をかいた人

    前田高志/アートディレクター・グラフィックデザイナー 兵庫県伊丹市出身 1977年6月1日生まれ。大阪芸術大学グラフィックデザインコース卒業後、任天堂(株)の企画部にて約15年間、宣伝広告のデザインを主に従事。受賞歴 Art Directors Club、OneShow Design、全国カタログポスター展経済産業省商務情報政策局長賞 他