「嫌われ者たちのリレー式コンテンツ会議」のデザインが決まるまで。

デザインのプロセス

「嫌われ者たちのリレー式コンテンツ会議」のデザインが決まるまで。

 

ある日「箕輪編集室」というオンラインサロンの管理人さんが「デザイナーさんは入りませんか?」とtwitterで呼びかけていた。

 

 

んで、爆速で決断。入ってみた。

 

 

前田は今ちょっとでも気になったら「躊躇しないキャンペーン」というのを開催中なのです!何も考えずに飛び込んだ。

 

正直、僕は編集には全く興味ないし、そもそも箕輪厚介という人をよく知らなかった。しかし、(後から知ったけど)彼は幻冬舎の編集者て、彼の生み出した本をいくつも知っていた。堀江貴文氏の「多動力」という本だ。それと見城徹氏の「たった一人の熱狂」。755はローンチすぐのユーザーだったので印象的だった。さらに読んでないけど、イケダハヤト氏の「まだ東京で消耗してるの?」など。とにかくインパクトが強くエッジが効いた本ばかり。完全に振り切っている。こういう人の元で装丁ができるなら楽しいに違いないと確信した。

 

 

入ったからには、プロジェクトに参加だ。

 

「嫌われ者たちのリレー式コンテンツ会議」というnoteのコンテンツを電子書籍化することになっていた。このコンテンツは、作家 はあちゅう、高知のプロブロガー イケダハヤト、幻冬舎のカリスマ編集者 箕輪厚介、Spotlight編集長 渡辺将基の4人が互いに疑問をぶつけあうリレー式コンテンツ(共同運営マガジン)である。ちなみに友人であるライターの浜田綾さんはすでに箕輪編集室に入っていて、書籍の編集リーダーを担当していたのでこのプロジェクトに乗っかることにした。

 

 

 

まずは「表紙」を提案する。

 

全体のイメージを決めるグラフィックが必要。表紙はかなり重要。表紙のグラフィックがプロモーション全て一貫して伝えていくとコミュニケーションが強い。「嫌われ者たちのリレー式コンテンツ会議」というのはタイトルが長い。リレー式?コンテンツ?最初聞いたときは何かわからなかった。箕輪さん曰く「交換日記」のようなものだ。箕輪さんは例えがわかりやすくてうまい人だ。

 

単純化したほうがいいので直感的に「4人がリレーしている」イラストが浮かんだ。最初はいつも直感でデザインする。

 

「嫌われ者4人がわいわいリレーしている」本にする。

 

このタイトルなので、ゆるめタッチのイラストがマッチするはず。

 

最初のアイデア

 

 

早速、ラフをつくったものを箕輪編集室に投稿。ラフなんで所要時間は1時間もかかっていない。

 

その後、試行錯誤と検証。「本当にイラストでいいのか?」この方向で後悔しないかを考える。あたかもビジネス書にみたいにならないように気をつけた。売れ筋っぽい感じにデザインでできる。でも、それは違う。お客さんが手に取ってみたときに思ってたギャップが出るとダメ。

 

イラストで進めるのが良いのか検討中。

 

 

すると・・・

 

 

 

うけた!

 

気がついたら、デザインのラフが箕輪さんのtwitterにあがってた(笑)

今までなかった文化で正直度肝抜かれた。でもこのスピード感と勢いが箕輪厚介であり、箕輪編集室なんだ。

 

はあちゅうさんからもイケハヤさん、渡辺さんからもNGがなかったし、ホッとした。

 

note版を購入

 

ようやく「嫌われ者たちのリレー式コンテンツ会議」note版に目を通す。最初から見ないのは、中身にとらわれてしまうから。思い入れが強くなりすぎるとお客さんには関係ない「変なこだわり」が生まれてしまう。デザインにおいて愛着持ちすぎるのは間違いなく良くない。note版を買ってみて気づいたのですが、noteはブログみたいな感じなのでちょっと読みづらい。やはり書籍化は必要だ。

 

よくよく見るとなかなか興味深い内容だった。↓気になったところを抜粋。

 

 

Q1:お二人の次の一手を教えてください(質問者:はあちゅう)
A1:次の一手→三本の矢で生き抜きます(回答者:みのわ)
A1:はあちゅうさん。やっぱり、次は「リアルなメディア」ですね。(回答者:イケハヤ)
A1:Spotlightの次の一手→オリジナルコンテンツをガシガシ作っていきます。(回答者:渡辺)

 

Q4:コンテンツの企画やテーマ選びにおいて、最も大切にしている考えを教えてください(質問者:渡辺)
A4:「企画」は考えない(回答者:はあちゅう)
A4:いい企画は、環境から生まれる。(回答者:イケハヤ)
A4:熱狂の条件(回答者:みのわ)

 

Q7:やりたいことと、当てることどっち優先してますか?(質問者:みのわ)
A7:好きなことで、当てにいきます(回答者:はあちゅう)
A7:「読者数」よりも「売上」を重要視しています。(回答者:イケハヤ)
A7:特大ヒットはあざとく狙えないと思います。(回答者:渡辺)

 

「嫌われ者たちのリレー式コンテンツ会議」amazonより

 

 

特に企画や制作の話。コンテンツを多数作ってきたこの4人の話はマジで勉強になる。下記のイケハヤさんの言葉なんかめっちゃ刺さった。僕はブログのPVを追っかけるのは早々にやめた。秋からこのブログ自体を有料化予定。SEOとは真逆のことをしようとしている。僕はSEOよりSNS。

 

「SEO」や「組み合わせ」で争うような「空中戦」はやめましょう。(イケダハヤト)

 

 

 

デザインの話に戻る。

 

方向性は決まったもののこのイラストが正しいか不安だった。だから、他にもイラスト案の候補があった。1:藤子不二雄のようなほのぼのタッチ(のびた、スネ夫、ジャイアン、しずかちゃん) 2:シンプルな図形のような似顔絵。ただ、1は藤子プロからの著作権リスクあるし、2は綺麗なデザインになるだろうけど、普通な感じがした。箕輪編集室では「普通」はNGなのだ。(たぶん)

 

検証の末、やっぱり元の案のイラストがベストなんだとわかった。

 

フォントやイラストのディティールを調整し、最終的にこのデザインになった。↓

 

表紙は「嫌われ者」押しのインパクトを優先するために顔アップのイラストにした。4人の名前も大きく入れたほうがいいから。ちなみに4人のリレーイラストは中ページで使われている。

 

告知バナーをつくる

 

twitter用に告知バナーをいろいろ作った。やっぱり文字だけじゃ頭に入らない。一貫してこのクセの強いグラフィックを貫く、一度見たら目にこびりつくくらいのものがよかったから。千鳥じゃないけど「クセがすごいんじゃ〜」が理想。

 

 

 

 

 

前田
ん〜、デザイン楽しいぞ!

 

 

 

というわけで、販売開始!