デザイナー前田ができるまで【小学生編】

デザイナー前田のコラム

 

 

デザイナー前田ができるまで。幼少期編 につづき、【小学生編】です。

 

 

「自分を知らないと本当に良いものは作れない。」

 

 

これは任天堂時代の上司の教えです。

 

今になって、すごく身にしみる教えです。クリエイティブにおいて非常に大事なことです。

 

そんな訳で今回も前田がデザイナーになった経緯を振り返って行こうと思います。

 

 

 

『キン肉マン』を描かきまくった、小学一年生。

 

クラスで『キン肉マン』がすごく流行っていました。

 

キン肉マン消しゴム、通称「キン消し」。

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引用:https://image.middle-edge.jp/medium/1fb265e718ffdc9f930dd462837a45ae.png

100円のガチャガチャ「ガシャポン」です。ゴム製のフィギュアです。全然消せないのに「消しゴム」という名前でした。

 

前回にも書いたように近所のお兄ちゃんからもらった少年ジャンプの影響
ぼくは、『キン肉マン』を上手に描けたことでちょっとした人気者になりました。

 

ゆでたまご先生のタッチが前田にあってた?

 

これが『北斗の拳』だったら、うまく描けてなかったと気がします。リアル系は今もどうも苦手です。

 

ちなみに女子で絵が上手い子は『銀河鉄道999』のメーテルを描いてました。

 

前田
これが、衝撃的なうますぎてびびった!

 

このちょっとした成功体験が、アートやデザインの方向に進んだきっかけだと思います。

 

 

『ドラゴンボール』と出会った、小学2年生。

 

ぼくが確か小学1年生のころに、少年ジャンプで連載がスタートしました。

 

ある日。

 

近所の駄菓子屋さんで、表紙の『ドラゴンボール』の絵に釘付けになりました。

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すげー!

 

というか、うっとり。

 

幼心に鳥山明の絵にしびれたました。

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引用:http://sapporovin.blog90.fc2.com/blog-entry-1120.html

 

このジャンプから毎週、週刊少年ジャンプを買いはじめます。

 

当時ジャンプは170円でした。今は250円です。

 

ドラゴンボールの人気に火が突き出した小学2年生頃、小学校でドラゴンボールをうまく描けることがステータスになりました。

 

「かめはめは」をしている悟空。こればっかり描いてました。

 

30年ぶりに、ささっと描いてみました。

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(もっと上手く描けると思ってました・・・)

 

あと、「筋斗雲」の質感が猛烈に好きだったのを覚えています。

 

毎日、ドラゴンボールの絵ばっかりを描いてました。

 

 

牛乳キャップとビックリマン集めまくった、小学3年生。

 

牛乳キャップ

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引用:http://blogs.yahoo.co.jp/fffgc060/23111520.html

 

 

絵からちょっと離れるのですが、学校で「牛乳キャップ集め」が大流行します。

 

ぼくも集めていましたが・・・どこいったんやろ?

 

牛乳キャップの「厚い紙の手触り感」「印刷のきれいさ」にうっとりしていたのを今でも覚えています。

 

視覚的にも触覚的にも、すごく好きでした。

 

それと、牛乳キャップのデザインはタイポグラフィであり、ロゴのようなのもの。今思えば、この時からロゴや印刷が好きだったかもしれません。

 

そのことをふと思い出して、15年くらい前に牛乳キャップ名刺 を作ったことがあります。

 

こちらです。金型代が高くて10万円くらいかかってしまいました。

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この名刺は、ピエブックスの「世界初 最新名刺のデザイン」に掲載されました。

 

ビックリマン

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引用:http://bikkuri-man.mediagalaxy.ne.jp/index2.html

 

当時小学生の間で大ブームになった「ビックリマンチョコ」

 

前田
集めたなぁ〜。

 

ビックリマンのイラストのバランス感がすごい好きでよくマネして描いてました。

 

ヘッドと呼ばれるキラキラの用紙だったり、エンボスだったりホログラムだったり、特殊印刷が好きでした。

 

特殊印刷のはじめての接点はこちらでした。

 

今の印刷好きにつながっているかもしれません。

 

 

任天堂時代に前田がデザインした会社案内。印刷にめっちゃこだわって作っていました。
つい先日、日経の記事を見てビックリ! 2012年版の任天堂の会社案内に5万円の値 がついたと!

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引用:http://buzzmag.jp/archives/3372

 

 

小学4年生 クラス旗を描く

 

小学4年にもなると、前田=絵が上手いというキャラになっていました。

 

今分析すると、本当に絵が上手い訳ではないのですが、たまたま『キン肉マン』と『ドラゴンボール』が小学生にしては、ちょっと上手くかけただけです。

 

小学校の林間学校に向けてクラス旗を書くことになりました。

 

もちろん1人ではないのですが、誰かがリーダーとして描くことに。クラスの審査みたいなものがあって、テキトーにドラえもんを描いたら採用されました。

 

たまたま絵が上手いキャラになって、ちょっとした成功体験をして、自然と将来「絵で仕事するんだ!」って何となく思い始めます。

 

飛び抜けて上手くはなかったけど、やっぱり絵を描くのが好きだったのは間違いないです。

 

 

小学5年 はじめてキャラクターをデザインする

 

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周りに流されてサッカー部に入ってたけど、だんだんなんか違う気がして1年くらいでやめちゃった。

 

レギュラーにもなれなかったしね・・・。

 

仲の良い友達とキャラクターとかゲームを考えたりするのが楽しくなりました。

 

友達のせいちゃんが「まるたん」というキャラを作って漫画を描いてたので、そこからヒントを得て「しかたん」というキャラを作りました。

 

 

前田
オリジナリティ「0」・・・パクリやん(笑)

 

 

また違う友達が、参加してきて「いなたん」という「しかたん」に稲妻マークをつけたやつを作りました。

 

それに対してぼく。友達にめっちゃつっこんでしまったんですよね。

 

「しかたん」やから四角やねん。「いなたん」はなんで四角やねん!!

 

意外と理屈っぽい一面がありました。

 

結局、その友達は「何でそんなこと言うねん」みたいな感じでした。

 

 

鳥山明のHETAPPIマンガ研究所』に出会った、小学6年。

 

鳥山明のHETAPPIマンガ研究所―あなたも漫画家になれる!かもしれないの巻 (ジャンプ・コミックス)

 

 

そんな頃。本屋で『鳥山明のHETAPPIマンガ研究所』に遭遇。この頃、完全に鳥山明にあこがれていていました。

 

めざすは漫画家。

 

でも、「漫画家になりたい」というよりは「鳥山明になりたい」という方が真意かもしれません。

 

この本で知ったのですが、鳥山明さんは元グラフィックデザイナーなんですよ。

 

ぼくがグラフィックデザイナーという職業の存在を知った瞬間でした。

 

 

まとめ

 

想像していた通りですが、今でも好きなものって小学生の頃からなにも変わっていない気がします。そして今の仕事につながっています。

 

絵を描くこと

  • 絵ができあがってくるとドキドキする。
  • 良いもの作って反応が見たい。
  • 頭の中で妄想するのが楽しい。
  • キン肉マンやドラゴンボールのシンプルな抜けのいい絵がここち良い。

 

牛乳キャップやビックリマン

  • ここち良いタイポグラフィ
  • 印刷物の美しさ、手触り感
  • 特殊印刷の魅力
  • シンボリックなデザイン
  • マーク

 

以上、小学生編でした。

 

次回、中高生編へ続きます。

 

書きながら、こんな長文、誰が読んでくれるんだ。って思ってきました・・・。最後まで読んでくれたかたありがとうございます。

 

nasu-note_illust_thankyou

 

 

前回の【幼少期編】 をまだ読んでない方はぜひ!

 

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