世界一のアートディレクター大貫卓也とは?

アートディレクション

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野球でいうと王貞治。サッカーでいうとカズ。

僕のあこがれのアートディレクター大貫卓也(1958〜)さん。野球でいうところの王貞治さん。サッカーなら三浦知良さん。広告業界のスーパースタークリエイターのひとりです。

大貫卓也(アートディレクター)

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ある世界的に有名なアートディレクターが大貫卓也さんのことを「世界一のアートディレクター」と称したそうです。(広告業界の友人に聞いた話なのでソースはありません。)

ある世界的に有名なアートディレクターとは、NIKEのアートディレクションで知られるジョン・C・ジェイさん。2014年に柳井社長に口説き落とされファーストリテイリングに入社されています。ワイデン&ケネディ在籍中に、ユニクロのフリースでブレイクさせたのはこの人です。

 

大貫卓也さんはすごい人なのに、広告デザイン業界以外にはあまり知られていない。もっといろんな人に知って欲しい。この人はひとことで言うとクリエイティブがとにかくすごい。

 

世界一のアートディレクター大貫卓也さんをご紹介していきます。

 

博報堂でデザイナー、アートディレクターとして活躍

多摩美術大学を卒業し、広告代理店の「博報堂」にデザイナーとして入社。1992年で博報堂を退社し、翌年から大貫デザインとして独立。大貫さんは、入社当初いわゆる広告らしい広告。かっこいい良いデザインの広告を追い求めていたそうです。

 

としまえんの広告「プール冷えてます。」が転機

ブレイクのきっかけは「としまえん」の広告。遊園地の広告を任され、かっこいい広告をあきらめた大貫さんは面白い広告をたくさん作りだします。

 

ある日、上司に「としまえんに行きたくなる広告を作れ。」と言われ、「目からウロコが落ちた」と開眼。とにかく、「としまえん」に行きたくなる広告を考えた。そして生まれたのがこの広告。

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引用:http://www.toshimaen.co.jp/aboutus/ad.html

 

暑い夏の日、プールに行きたくなる感じがしませんか?
遊園地のユーモラスさもあり、シズル感がすごい。

 

「やっぱり、このポスターで開眼したって言っていいと思う。勇気をふりしぼって“デザイナーの大貫”を捨てたから。

本当は迷いながら出してたんだけど、出た途端にあちこちからすごい反響で、そうか、よかったんだ、ラッキー!って。

(大貫卓也全仕事より)

 

 

広告の本質はそこですよね。広告を機能させること。

 

かっこいいものに取り憑かれるミーハー心は、若いデザイナーあるあるなんです。みんなデザインぽいものにあこがれてしまう。恋に恋してる。みたいな(笑)

 

「デザイナーとしてセンスあるぞ!」というのを誇示したくなる。今となっては、かなり恥ずかしいですが僕もそのひとりでした。

 

一方で、そういうミーハー心はデザイナーにとってとても大事なことだったりします。大貫さんも「流行りが好きだったり、ミーハーだったり、ダサいのはだめだ」という体質じゃないとダメだと言っています。

 

 

その他のお仕事

 

日清カップヌードル hungry?

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引用:http://frontiergate.co.jp/blog/wp-content/uploads/2015/03/m_E5A4A7EFBC92.jpg

 

Jリーグのロゴデザイン

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引用:http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/ed/25e07259330b23a98d396421623282aa.jpg

 

サントリー ペプシマン

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引用:https://i.ytimg.com/vi/nQMhD1REOvI/hqdefault.jpg

 

ラフォーレ原宿

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引用:http://imgcc.naver.jp/kaze/mission/USER/2/1/210841/1088/468x334xe048fa5a4491f43c0301f7d9.jpg

 

資生堂 TUBAKI

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引用:http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-d8-84/kouyoumaru_in_tuwazaki/folder/1515047/36/54214536/img_1?1318491499

 

SoftBank

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大貫卓也のすごいところ

 

大貫卓也の何がすごいのか?書き出してみました。

・シンプルだから、コミュニケーションが早い。
シンプル=簡素ではなく、いろんな要素をシンプルに集約できる。

・作り込みがすごい。完成度が高い。
シンプルなアイデアだからこそ、高いクオリティが問われるがそれを全く感じさせない。

・買いたくなる。買わせてしまう。
すべて、結果が出ている。

 

広告以上の効果を狙っている。

 

僕が一番すごいと思うのがこれです。広告効果の最大化

「長期的にずっと同じ広告をやっていくべき」と言っていて、ブランディングという言葉が蔓延する前から、広告でブランディングをしています。

また、大貫さんはデザインにおいても「ロゴは一番の広告」と言っていて、ブランディングという意味で使っています。

 

さらに、広告をつかって世の中を本当に変えようとしているんです。

 

2002年のPEPSIのCM。9.11のニューヨーク同時多発テロ事件で沈んでいた世の中を少しでも明るくしたいという思いと商品広告を昇華させ、このようなCMを制作しました。


引用:https://www.youtube.com/watch?v=8JU9-xma378

その後、大貫さんは「モラル」という言葉を頻繁に使い、世の中のためになる仕事しか選ばなくなっていきました。

 

新潮文庫のYonda?はまさにそれです。「若者の本離れをどうにかしたい」という問題に答えたものです。

 

新潮文庫Yonda?

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引用:http://pop-a-gogo.com/wp/wp-content/uploads/2015/08/yonda.jpg

 

最近は、多摩美術大学で客員教授をされいるそうです。(講義聞きたい!!)ただ、広告の仕事をお見かけしないので寂しい限りです。

ある筋の情報によると陶芸にはまっていると聞きました。^^;

 

デザイナー前田26歳の時に、大貫卓也に接近!

僕が一番、大貫さんに一番接近したのは26歳の時です。当時僕は「京都広告塾」というセミナーに通っていて、講師で来られました。デザインを見てもらおうといろいろ持って行ってたのですが、自分のデザインが恥ずかしくなってきて、気を臆してしまって何も言えず・・・。今から思えば当たって砕ければよかったなぁ。

 

大貫卓也が目標。

あまりにも凄すぎて、おこがましい気持ちもありますが、僕の理想であり目標です。さすがに大貫さんと同じやり方はマネしてもできないし、やっても意味ないので自分なりのやり方を模索中。

 

大貫卓也さんのように人の心を動かせられるクリテイティブを生んでいきたいです。

 

 

それでは、また。