色彩感覚を身につける方法


 

高校3年生の冬、美大受験失敗。

 

関西の芸術系の大学をかたっぱしから受けて、無惨にも全部落ちました。小さい頃から、絵がうまいうまいと言われ育ったのにそんなありさまです。美大受験生はだれもが一度は凹むんじゃないでしょうか。絵の学校行ったら自分よりうまい人がわんさかいる訳ですから。

 

美大の試験は「鉛筆デッサン」と「色彩構成」。「色彩」が、苦手中の苦手でした。一年浪人することになり、中之島美術学院という絵の学校に入りました。今から思うと、その時の僕は超ストイックでした。この学校で一番がんばろうという決意でした。

 

 

なんとか苦手な色彩構成を克服したい。でも、どうやったらいいかわからない。

 

 

そんな中、その学校である「課題」と出会います。
※絵のお題を「課題」と呼びます。

 

課題「色だけで感じさせよう」

 

 

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例えば、「春」というテーマを任意で設定し、ポスターカラーの色のみで表現するというもの。

 

 

この課題、ものすごくよくできています。「神・課題」です。

 

まず、このマス目を全部塗ろうと思ったら、四角36と丸36、計72種類塗る必要があります。さらに、隣り合わせの色と色の組み合わせパターンを経験できる。さらに、全体の色のバランスも考慮する必要があります。

 

 

この課題を最初にやった時の評価は、「D」という定評価でした。

 

 

これがくやしくて、くやしくて・・・。この課題をクリアしないと先はないと感じました。

 

 

この課題、20枚はやりました。家にやってからコツコツと。修行ですよ。

 

 

 

色彩感覚を身につける方法

 

 

それは・・・

 

 

「色は考えるより、慣れろ。体に染み込ませろ。」

 

 

 

3ヶ月くらいがんばってやっていると、だんだん色がつかえるようになってきました。

 

 

 

すると、夏の学内テストでいきなり結果がでました。関西私大コースの中では1位、学内全部含めると総合2位でした。

 

 

 

絵を描かれている方、色彩感覚を伸ばしたい方は、この課題をやってみてはいかがでしょうか。

 

 

では!

 

 

 

 


1 comment

  1. […] 渡部 前田さんのブログで『色彩を身につける方法』と言う記事があって、そこでお話されてた36個のドットを使った課題。あれ、すごく面白い課題だな~と思ったんです。確か、絵の学校時代の時のお話ですよね。 […]

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